『舟を編む 〜私、辞書つくります』は、原作でも活躍する「もう一人の辞書編集部員」西岡が登場。トラブルに陥ったみどりを救います。
『舟を編む 〜私、辞書つくります 第三回』あらすじ
恋人の昇平と別れたみどりは、馬締の家へ引っ越すことに。奥さんの香具矢さんや、辞書編集部員たちにも慣れ親しんできた時、「水木しげる」の語釈を巡って執筆依頼をした教授とのトラブルが!
勝手に語釈を削ったと「激おこ」、おまけに辞書編集部には誰もいない!
そんな時現れた、謎の男・西岡。現在企画部に在籍しているが、元は辞書編集部員だった西岡はみどりを連れて教授の元へ…。
もう一人の辞書編集者
いや~、西岡さんかっこいいですね。漫画のチャラさを残しつつ、歳を重ねたしたたかさもあり、教授をうまく丸め込んでしまいます。
向井理さん演じる西岡さんは、漫画『舟を編む』のビジュアルに近い感じかな。原作や漫画にも登場する西行のエピソードが盛り込まれたのも嬉しい。
馬締さんが西岡さんを「西行」と称するのは、彼は放浪しているだけで、根っこの部分が辞書編集部にあるから。なんでしょうね。
それが、香具矢さんのセリフともつながってくるのかも。
帰ってきたら、そこには誰かいてほしい
馬締さんはいつまでも、西岡さんの帰りをまっているのでしょう。
言葉の面白さ
教授を説得するときに言った言葉。これ何度聞いても涙がでます。
辞書は入り口にすぎません。ですが、入り口がなければ入れない世界があります。
たった数行、それでもその入り口は確かに、世界につながっているんです。
私もドラマの影響で辞書を購入したのですが、知っている言葉でも新しい発見があるので、辞書って本当に入り口なんだなと実感します。
【生きる】変わること
そして、みどりさんの言葉。辞書には故人しか掲載できません。でもそのかわり生きていれば変わることができる。
「~なんて」を多用して自分も他人も卑下していたみどりさんも、変わることができたのですから。
フォント演出の妙
『舟を編む』には、辞書の見出し語や辞書の解説が背景に浮かびます。
漫画の演出の応用なのですが、モヤモヤしたり、悩んだりした時はそのフォントがぐるぐるしちゃうんです。
言葉って本当に面白いな。
ドラマ10『舟を編む 〜私、辞書つくります』感想
- 『舟を編む~私、辞書つくります~』第一回
- 『舟を編む~私、辞書つくります~』第二回
- 『舟を編む~私、辞書つくります~』第三回
- 『舟を編む~私、辞書つくります~』第四回
- 『舟を編む~私、辞書つくります~』第五回
- 『舟を編む~私、辞書つくります~』第六回
- 『舟を編む 〜私、辞書つくります~』第七回
- 『舟を編む 〜私、辞書つくります~』第八回
- 『舟を編む 〜私、辞書つくります~』第九回
- 「舟を編む~私、辞書つくります~』最終回
『舟を編む』メディアミックス
これまで、様々なメディアミックスが生まれた『舟を編む』ですが、それはきっと、原作の『舟を編む』が普遍的な物語だからなのだと思います。
